音楽と記憶
「あ。去年この曲すごく聴いてた。」
「この時、すごく辛かった時期だ。」
「この時、めちゃくちゃ楽しかった」
「遊びに行く時、車で流してくれた聴いた曲だ」
「~が好きだった曲」
「受験の時に聞いてた曲」
「この時、~が好きだった」
誰もが、経験したことがあるはず。
音楽を聴くと、たくさんその曲を聴いてた頃の、
思い出がその時感じた感情や感覚ごと
鮮明に蘇ってくる。
今年の夏の記憶などの比較的近いことから、
中学生の頃の記憶まで。
とっても楽しい記憶も、苦しい記憶も、
戻りたいような記憶も、忘れてしまいたいような記憶も。
蘇りすぎて、涙を流すこともあるくらい。
いったいこれは、なんなんだ!
ってなって調べてみた。
音楽と記憶に強い結びつきがある理由は、
脳の構造にあるらしい。
音楽は、聴覚を刺激する。
聴覚への刺激は脳の中でも
「大脳辺縁系」と呼ばれる部位に伝達される
その際、記憶を司る部位である「海馬」にも
多くの刺激が与えられる。
すなわち、音楽を聞くと聴覚に関わる分野だけでなく、
記憶に関わる分野も刺激を受けている。
そして、やはり音楽には記憶とともに、
感情までも記憶する力があるようだ。
実験によって、楽しかった時に聞いていた音楽を
聞くことによって脳内に快楽を感じる物質である
「セロトニン」が分泌されることや、
逆に辛かった時に聞いていた音楽によって
脳や神経の働きが鈍って気分が沈むことが確認されている。
音楽ってここまで、記憶を運んでくる。
いろんな気持ちにさせてくれる。
素晴らしくて、ちょっと恐ろしい…(笑)
でも、大好き。
私が生きていく上で、なくてはならないもの。
END




