自分で選ぶこと
高校や大学の進路を決める時、
歌を始める時、
アルバイトを決める時、
サークルやインターンを決める時、
海外に初めて行くと決めた時、
留学に行くと決めた時、
ワーホリに行くと決めた時。
大きな決断から小さな決断まで、
記憶の中では私の両親は
「こうしなさい!」って
私の道を決めるようなことをしたことがない。
もちろん私が悪い方向に行ってたり、
命に係わるような事は固く反対されるし、
私もそこまで反対されたことに反抗はしない。
それ以外基本的に何でも
自分で決めさてもらって生きてきた。
だから、成功しても失敗しても自分のせい。
高校を決める時、私は2つの高校で迷ってた。
「どっちがいいと思う?」って聞いても、
「あんたの人生なんだから、あんたが決めなさい。」
って言って、どちらの高校も勧めて来なかった、
反対もしてこなかった。
優柔不断な私は、
「誰かに決めてもらいたい。」
って思ってた。
悩み悩んで決めた高校は自分には合わなくて、
本当に行くのが嫌で、
「転校するか学校を辞めたい。」
泣き喚きながら言ったし、3年間楽しかった思い出は、
学校にはひとつもなかった。
それでも、両親には「自分で決めたことだから」って、
決して転校や辞めることは許してもらえなかった。
高校を決める時、自分で学校を決めずに
誰かに決めてもらってたら、
私はきっと高校に3年間通い続けれなかっただろうし、
決めた誰かのせいにしてしまってたと思う。
今、この歳になって、
高校を辞めずに3年間通ってよかった。
って思えてる。
そうじゃなかったら、大学にも行けてなかったし、
大学に行ってなかったら今できてる大好きなことにも
人にも出会えなかった。
大学受験をする大学も口を出さず、
到底厳しい大学が第一志望だったのに、
それでも、私の行きたい気持ちは収まらず、
気が済むまで塾で勉強させてもらったし、
試験も最後のチャンスまで受けさせてくれた。
第一志望には受からず、ひどく落ち込んだけど
今の大学に入って全然後悔してない。
とんでもなく楽しいし幸せに3年間が過ぎていったし、
私は前の自分よりも成長したと思ってる。
これだけじゃない。
大学に入ってからの活動や留学もすべて、
私がしたいようにさせてくれた。
もちろん上手くいかないこともたくさんあったけど、
自分で決めたことって失敗したとしても、
全部自分で飲み込めるし、納得できる。
誰かに言われて、決められて、流されてやったことは、
何かあった時、ずっとその誰かや世間を責めることになる。
納得できないことが私にとっては、
一番もやもやすること。
だから、私の人生に勝手にレールを引かない。
そんな両親に本当に感謝してる。
それから、世間体。
まだまだ世間には、「こうじゃないといけない。」
「普通はこう」って根拠もないレールだらけ。
優柔不断な私にとって、
両親がレールを引いてくれる人だったら、
ラクだったかもしれないし。
世間が謳う「普通は~」みたいなものに
乗っかれば何も考えなくていいし、
安心かもしれない。
私にはそっちの方がぴったりなはずなのに、
何故か自分で選んで、壁にあたって、
ボコボコ凹んで違うところで喜んで、
「幸せ~」なんて言って楽しんでる。
自分で決めさせてもらってることだと、
立ち直るのも早いし、軌道修正だってできる。
レールの上歩いてて、落っこちた時の軌道修正の方が
私には難易度が高い。
昔は、両親が何も決めてくれないことに対して、
不満を持ってたけど、
今は本当に感謝してる。
まだまだ、世間体っていうしがらみには、
いつも邪魔をされるし、
気にしてしまうことも多いけど、
自分のしたいように生きるスキルは、
少しずつだけどついてきてるように思う。
「自分で選ぶ」ってなかなか不安なことだけど、
死ぬまでにひとつでも後悔を少なくして、
人生を終えたいって思うから、
まだまだ自分の声に耳を傾けて生きていきたい、
END


