ワーホリ到着時の英語力

 ワーホリに行く2年前まで
私はワーホリの存在を知らなかった。
知ったきっかけは、
私が憧れていたブロガーの方が、
ワーホリに行くと記事に書いた。
【ワーホリ】っていう言葉すら知らなかった私は、
その意味を調べて驚いた。
海外で仕事をしたり、旅行をしたりして、
1年間過ごすこと。
「え?海外で仕事するって凄すぎる!
英語ペラペラじゃないと行かれへんやん」
って驚いたし、
自分には一生そんなこと出来ないと思ったし、
「いいな~」「かっこいい~」
って違う世界の人を見るように、
その記事を読んでた。

そんな私は、
数年後いくつものきっかけが積み重なって、
イギリスとフィジーに短期留学に行った。
そのどちらの国にも、
イギリスでワーホリに来てる人に出会い、
フィジーでこれからワーホリに行く
って人にたくさん出会った。
今まで周りに行ってる人がいなかった私は、
その人たちにたくさんの情報をもらった。
そしたら、英語がペラペラじゃなくても
行けることを知ったし、
海外で仕事を得られるし、
生活もしていけることを知った。
それから、ワーホリに興味を持ち始めた。
長期留学をしたかったけれど、
大学の交換留学をするには
TOEICのスコアが全然足りなかった。
海外に長期で行くことを諦めかけてたけど、
心残りを作りたくなかったから、
休学していくことを決めた。



ちなみに、私は中学英語から大嫌いで、
人様にお見せできない程の成績の悪さ、
大学受験は英語が出来なさ過ぎて、
第一志望に落ちるほど…。
英語が嫌いだったし出来なかった。
そんな私は、大学2回生で初めて
短期留学に行ったけれど、
ワーホリに行く前も、
全然英語はペラペラではなかったし、
聞き取りもなかなか大変だった。
そんなまま私はニュージーランドに向かった。
初めはホストファミリーの家に住むことに。
でも、ホストマザーの英語がわからない…。
でも、学校までのバス停の場所、
行き方をなんとか聞き取らないと、
どうしようもないから、
何度も聞き直した。
今まで行ってた短期留学とは違い、
これから1年間という
長期間をこんなにもわからない言語に
囲まれながら生きていけるのかと
不安になり、初っ端から
ボコボコに凹んでた。
それでもなんだかんだ
もう1年以上も経ってる。
語学学校も卒業して、
自分で現地のカフェの仕事を探して、
働いて、海外の人のと一緒生活してる。
「英語ができるようになったら、
ワーホリに行く」なんて言ってたら、
きっといつまで経っても
自分の英語力に自信が持てなくて、
出発できてなかったと思う。
ワーホリに行く時に、
英語力があることに
越したことはないけど、
それが足止めになって、
いつまでも出発できないのは、
絶対にもったいないし、
こんなこと言ったら無責任と
思われるかもしれないけど、
意外となんとかなる。
そして、自分の頑張りようで、
生活してるうちに英語力は
絶対に上がっていく。
もちろん伸び縮んで落ち込むこともあるけど。
これも自分の頑張り次第。
私もまだまだ努力が足りなくて、
自分の英語力に納得はいってない。
でも、確実に日本を出た時よりも
わかるようになった。
到着時の英語力よりも絶対に成長できる。


END





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