自分にとっての好きを集める


「自分にとっての好き」
を集めること。
自分はどういう時に
心地良い、幸せ、楽しいと感じるのか。
何にだったら時間を忘れて夢中になって、
集中できるのか。
何が嫌いで、何に夢中になれないのか。
それって自分の未来を決めていく上で、
最重要なんだと感じる。

就活をやっていた頃、
私はいくつものインターンや説明会に
出向いていた。
それでも自分のしたいことがわからないし、
入りたい企業は何を基準に
決めていいかわからなかった。
何がやりたいのかもわからなかった。
「良い企業」「大企業」
に入りたいという人も多いし、
大学はとにかく実績のためなのか、
世間でいう「良い企業」
学生を入れようと
必死なんだろうと感じた。
何を基準に「良い企業」と
言っているのかわからない。
会社が大きいとか小さいとか、
有名かどうかとかで決めても、
それで絶対に幸せになれる保証なんてない。
だからといって
何を基準に決めていいかもわからなかった。
「私は幸せに生きていきたい。」
というか、
それを越える優先事項はない。
どれだけお金を稼げても、
名の知れた企業に入っても、
自分の日常が幸せじゃないなら、
どんなに良い企業に入っても、
虚しいだけ。


だからと言って、
自分にとって何が幸せか。
と言われると、
パッと出てこなかった。
世間体に流されてる部分も少なくなかった。


4年生を休学することにした。
ニュージーランドに来て、
考える時間が十分にあって、
自分の声を聞く時間がたくさんあって、
自分の感情に敏感になった。

・結果が目に見えてわかることに夢中になる
・人が多いのは嫌い
・同じ作業を永遠繰り返すことは、
思ってたより嫌いじゃない
・何かを表現することが好き
・自然に身を置くことが好き
・水が流れる音が好き
・海だけじゃなくて、
湖、川、山登りも好きだった。
・ずっと旅をするより拠点がある方が好き
・世間体が良いこと全てが
自分にとって幸せなことではない
・ずっと人といるのは無理
・やりたい事のためには以外と粘り強く
意地になってやってみる
・小さい成功体験が増やすと気分があがる。
・目標がない期間に耐えられない
・人とコミュニケーションを取るのは好き。
・接客することも好き

生活の中での些細なことだけど、
自分自身のことなのに、
今まで知らなかった自分がたくさん見えた。
まだまだこの小さい欠片を集めて、
何を優先して、何をして生きて行きたいか、
どんな仕事をしたいか、
それがちょっとずつ見えてくるように、
ずっと自分と向き合っていきたい。
それから、自分の理想像が見えたら、
そこに向けて距離を縮めていく。
そうやって自分の「好き」を
しっかり理解して生きていったら、
もっと幸せに生きていけると思うし、
日本に帰ってからも
そんな生き方を継続して、
ぴったりの仕事をするし、
もっと日常を幸せで溢れさせていく。
それがすぐに見つからなかったとしても、
とにかくやってみて、
好きじゃなければ軌道修正出来るだけの
余裕は常に持っていたいし、
自分の気持ちを細かく察知していたいし、
行動に移せる勇気と気力も
忘れないで生きていく。


END







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